疲れる、うっとおしい、どーしてもカナルはイヤ! という人におすすめです。 プラシーボと解釈すべき範疇でしょうが… 「JBLの名を冠しているものを、無名中華品の倍出して選ぶ」価値はあったと思います。音質はフラット傾向。同価格帯のカナルタイプの低音に慣れているなら、“スカスカじゃねーか!” と感じる人もいるでしょう。それから間違っても「JBLの音は出るの、出ないの?」などという期待や疑問や幻想など、ゆめゆめ抱かぬようにw そもそも無線イヤフォンにJBLも何もあったもんじゃないでしょうし。あ、「数十万出して青いゴミ箱を買うクズ耳の皆様www」とかネットに書き込んじゃうような人類からしたら、たしかに「JBLの音」かもしれません。個人的には好みの “スカスカ” 加減なので、★4つをつけています。 バッテリー持ちは「室内使用、スマホとの距離50cm程度ボリューム40%」という環境で4時間ほど。これを短いという人はさらに予算をみるべきでしょう(1,000円台の無名中華品はもっともっと短いですよ!)。 それはさておき、最大音量で “つながったよ!” だの “電池切れちゃう!” などと能天気に英語のお姉さんが怒鳴り散らしてくれることもなく、アコースティック・ギターのサンプリング音で電源オンオフや接続を知らせてくれる“演出”も悪くありません。カラーバリエーションなど望むべくもない安物買いライフを送る人間にとっては無縁の世界と思いきや、“ちょっと頑張れば、こういうオプションがあるゼ” という満足度もw(緑色、好き!) ということで本品じたいの満足度は十分なのですが、同時期に購入したいくつかの “もうちょっとエエやつ” と比べると、音質面で数段落ちるな、というのが率直な印象です。まあそれらは有線だったりマルチドライバだったり、比較対象としてふさわしくないモノばかりなので、まったく参考になりませんね。ともあれ “今ぼくはカナルを耳に突っ込みたくない! でも音楽が聴きたいんだ!” という時間帯がごくたまに訪れるので、出番はゼロではありません。 カナルタイプはイヤ、そこそこ音質にこだわりたい、つーか安物買いの銭失いはもうヤメたい! けど5,000円は出せぬ! …みたいな条件下で選ぶとなると、文句なしで一択かと。後継機種が同価格帯で出る可能性(カラバリもふくめ)を考慮すると、買えるうちに買